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TOEIC英文法攻略ルール41:関係代名詞whatは名詞

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★TOEIC英文法攻略ルール41:関係代名詞whatは名詞

関係代名詞whatはちょっと特殊で、「~すること」もしくは「~するもの」という意味で名詞の働きをし、文の主語、補語、目的語などになります。他の関係代名詞と違い、説明する名詞は必要なく、what自身が名詞の意味を持ちます。

What she said is true.(彼女が言ったことは本当だ。)(主語)

Tell me what you have experienced.(経験してきたことを私に話して。)(目的語)

This is what I bought yesterday.(これは昨日私が買ったものです。)(補語)

関係代名詞の説明は以上ですが、ちょっと復習してみましょう。

This is the house _______ I lived.

A)which
B)in which
C)who
D)whose

という問題があったとしたら、「the houseという物を説明するわけだからwhoはないな。空欄の後もI livedというふうに、意味的に主語と動詞の関係になっているからwhoseもない。liveは目的語をとれない動詞だから前置詞が必要だ。」というように考えることができ、Bのwhichを選ぶことができます。

_______ she said is true.

A)What
B)Who
C)Which
D)Why

という問題なら、「saidとis、動詞が2つある。saidの意味上の主語はsheっぽいから、文の動詞はisかな。とすると文の主語がないから、空欄も含めて名詞にしなきゃ。それができるのは・・・Whatだ。」というように考えることができます。

The house ________ wall is painted green is mine.

A)which
B)that
C)who
D)whose

という問題なら、「関係代名詞の問題か。The houseは物だからwhoは消し。空欄の後にwall is painted greenというふうに受動態で意味上の主語、動詞、補語が続いていて目的語をとれない形。Aのwhichに前置詞はついてないからダメだし、Bのthatもダメ。Dのwhoseならthe houseという名詞を説明できるし、空欄後のwallとひとかたまりで意味上の主語になれる。」と考えることができます。

ここまで、穴埋め例題のたびにこういった考え方をご紹介してきましたが、あくまでも感覚を文字におこすとこうなるという話であって、実際は今のThe house~ではじまる問題なんかは、見た瞬間にwhoseだなってピピっときて、10秒もかけずに解いていくような感じです。今はまだ文法力に自身がない状態でも、基礎を意識しつつ英文をたくさん読んだり問題を解いたりしているとどんどん力がついてくるのが実感できますのでがんばりましょう。

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