この文法解説では「とりあえず、これくらいは知ってないとね」という文法の基礎知識を、TOEIC英文法攻略のルールという視点でまとめました。文法の基礎知識がおろそかになっていると、TOEICでも「何となく」という理由で答えてしまい、点数が伸びにくくなる原因となりがちです。TOEICで出題される問題に対応できるだけの最低限の基礎知識をしっかり身につけましょう。
・・・とは言ってみたもののですね、「文法書ですべてを覚えよう!」というスタンスで勉強すると、非常につまらないですし、また、覚えきれるものではないと思います。
英語というのは読んだり聞いたりして感覚で覚えていくことが大事です。ただ、それだけでは理解できないので文法書を読むわけですが、あくまでも感覚で覚えようとする、そのサポートとして論理として文法活用するのが正しいと思います。
ですので、まずは気軽な感じでざぁっと読んで頂ければと思います。その中で、知らないこと、うろ覚えのことがあったら「ふむふむ」とちょっと集中してみましょう。
文法力がまだあまりついていなくても、問題をやりながらその解説をみていくとけっこう記憶に残るものです。当サイトが無料で提供しているTOEIC英文法問題集(1000問・音声付)で問題を解いて解説を読んで音声を聞いて、できるだけ感覚的に理解できるように努力する。そうやっているうちに、頭の整理をしたくなることがきっとあります。そんなときにはまたこの文法解説を読んでもらって、それからまた問題をやる、という繰り返しをしているうちに実力はアップしていくことでしょう。
基礎力をつけつつ、かつ、TOEIC対策にもなるように、解法の思考も交えてお送りします。
注意点ですが、この解説は、見る人が見れば「ちょっとそんな解説しちゃっていいの?」という部分が含まれています。例えば、自動詞と他動詞の解釈など、学説がたくさんあり断言できないようなことも分かりやすさに重点をおいて、敢えて断言している箇所もあるからです。そんな注意点はありますが、大筋では間違ったことは言っていないのでご安心ください。それでは、はじめましょう。
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