★TOEIC英文法攻略ルール10:「不足」を見極める
今度は自動詞についてです。
I live.(私は住んでいます。)
だけでも「どこ?」は抜けているのですが、文法上の文としては一応成立しています。
自動詞は目的語を続けたい場合だけ前置詞を伴えばいいのです。
ここまでをおおまかにまとめますと、
他動詞は能動態のときは後に目的語が続かなければならない。
自動詞は後に目的語を続けなくてもよい。目的語を続けたい場合は前置詞が必要。
文の中には副詞はあってもなくてもいい。
です。
TOEIC文法問題の基本的な考え方は、
1.文法上の文として成立していないので、空欄には文法上不足しているものが入る。
2.文法上の文として成立しているので、空欄には文法上あってもなくてもいい意味を補足する語(形容詞や副詞)が入る。
の2パターンだけです。
文法上の文として成立しているかいないかは、ほとんど、主語と動詞を確認すれば事足ります。主語がなければ、主語ができるように空欄を埋めればいいですし、動詞が他動詞でその直後が空欄なら目的語になるように空欄を埋めればいいですし、主語も他動詞も目的語もあって文として成立しているのなら、意味上の補足をするように形容詞や副詞などで空欄を埋めればいいということになるのです。要は、文の構成要素に不足があるかないかに注目するということ、なのです。
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