さて、この項でTOEIC英文法攻略ルールは最後です。ここまでで紹介しれきなかった重要ポイントをまとめましたので、がんばって取り組みましょう。
■ペアを覚える
これらの語句はセットで覚えてしまいましょう。
either A or B(AかBのどちらか)
neither A nor B(AもBのどちらも~ない)
both A and B (AとBの両方)
セットというのは、eitherがきたら、それに対応するのはorということです。例えば、「either you nor I」とはならないということです。正しくはnorではなくorです。しっかり覚えましょう。
■形容詞
単体の形容詞ではなく、2つの語がくっついて形容詞化しているものは要注意です。その場合、sがつきません。
例)
(○)Three hundred dollars(300ドル)
(×)Three hundreds dollars
この場合、Three hundredという風に2つの語がくっついて形容詞化し、dollarsを
修飾していますね。その際にsがつかないということです。また、「-」(ハイフン)がついていることもありますので注意しましょう。
(○)a five – day week(週休2日)
(×)a five – days week
■名詞
名詞は基本的に2つ並びません。本来であれば形容詞が名詞を修飾していたり、動詞が名詞を目的語としてとるのが適切な形です。それを名詞で修飾させようとするヒッカケ問題がでたりします。
例)
(○)aggressive weapons (攻撃用兵器)
(×)aggressiveness weapons
この例では、本来、形容詞であるできaggressive が名詞化して2つ並んでいます。
例)
(○)postpone the meeting(会議を延期する)
(×)postponement the meeting
この例では、本来、動詞であるできpostpone が名詞化して2つ並んでいます。
■late(遅い)とlately(最近)
lateは形容詞・副詞で、latelyは副詞です。
この語は、用法よりも単純に意味の違いを覚えておきましょう。
見た目が似ているという理由だけでヒッカケようとする問題がでます。
■hard(固い・難しい)とhardly(ほとんど~ない)
hardは形容詞、hardlyは副詞です。
この語も、用法よりも単純に意味の違いを覚えておきましょう。
★TOEIC英文法攻略ルール55:意思表示動詞+thatは動詞の原型を伴う
■意思表示動詞
require(他動詞:必要とする)demand(他動詞:要求する)propose(他動詞:提言する)
suggest(他動詞:提案する)recommend(推薦する)insist(他動詞:主張する)
問題文中にこの6つの動詞のどれかを見つけたら注意しましょう。
これらの動詞は特別です。これらの動詞がthatを伴っているとき、その中の動詞は原形に
なります(shouldが省略されています)。これは、時制の一致の例外です。
例)
(○)The teacher recommended that we buy the novel.
(先生は私達にその小説を買うように勧めた)(buyの前にshouldが省略されています)
(×)The teacher recommended that we bought the novel.
■It is ~that・・・構文
It is ~that・・・の構文で、~の場所に次のような形容詞がはいると、that以下の節の動詞は原形になります。
crucial(重大な), essential(不可欠な), imperative(印象的な), vital(大切な)
It was essential that we you win the voter’s hearts.
(有権者の心をつかむことが絶対に必要だった)
■前置詞
前置詞は2連続で並びません。
例)
(×)with for
また、前置詞の後には名詞(又は動名詞)がきます。
選択肢の中に動詞があっても、それは誤りです。
■等位接続詞
等位接続詞とは、その前後で、品詞が同じくなくてはならない接続詞です。
等位接続詞には次のようなものがあります。
and , but , than , as well as , or
I like to play tennis and baseball.(私はテニスと野球をするのが好きだ)
この例ではandの前後の品詞は、tennisもbaseball、も共に名詞ですから正しいです。
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