設問文を速読できたとしても、それでも時間は足りないかもしれません。そこで、なるべく読みやすくする工夫をご紹介しましょう。時間配分のコツということですね。このコツをマスターすれば、リスニングセクションのパート3とパート4を同時にカバーすることができます。
リスニングセクションは、慣れていない方にとってはスピードが速く感じられるものですよね。少しでも油断すると、あっという間に置いてけぼりを食らってしまいます。
特にパート3とパート4は問題が長い上に難しいといことで、終わった頃には完全に疲れきってしまいますよね。1つの問題を考えているうちに次の問題が容赦なくはじまってしまう。ものすごくあおられてるカンジで精神衛生上もよくありません。
では、どうするか?と言えば、「先回り」をしましょう。
それぞれのパートには「Directions」というそのパートのやり方を説明する英文放送があります。その間に問題文や選択肢に目を通して、「どんなことを訊かれるのか?」のポイントをつかんでおくのです。そうすると、全部聞き取れる必要がなくなります。
問題放送を聞いてるときに訊かれる部分だけに集中しやすくなりますので、余裕ができて楽になります。もちろんポイントのところだけ聞いたら、残りの部分は聞かずに早速マークシートを塗りつぶしてしまい、次の問題に備えましょう。
「なんだ、それならやったことあるよ。少しはラクになるけど、全部はチェックできないし、やっぱり途中で問題文に追いつかれちゃうんだ」という方もいらっしゃると思います。
そこで、もっと楽な方法をご紹介しましょう。
ここで各パートの「Directions」の秒数をご覧ください。
リスニング全体:30秒
パート1:64秒
パート2:27秒
パート3:30秒
パート4:30秒
パート3と4は難しいのに時間が短い。これでは時間が足りないのも無理はありません。ところで、パート1はリスニングセクションの中では1番簡単で、ボーナスステージのようなところでしたね。
写真への7対応は、各問題をやりながらでも十分対応できます。
パート2はその次に簡単です。その間、「Directions」を聞いてる間はボーっと待ってるしかありません。であるならば、その時間にパート3と4のチェックをしてしまえばいいのです。
今まで30秒だったのが180秒まで増えるのですから、3倍以上楽になるのです。今までと比べるとかなり余裕がでてくることが実感できると思います。お試しあれ。
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