What系は一番多く出題されます。4割くらいWhat系なのではないでしょうか。
基本的には、他と同じ攻略法をおさえた上で、以下のテクニックをご活用ください。
「NOT」が含まれている設問がきたら次のテクニックを使ってください。
例)
What is NOT being provided at the store now?
(現在、お店で提供されていないものは何ですか?)
(A)Computers
(B)Food
(C)Drinking water
(D)Books
このようにごく短い英単語で選択肢が構成されているならば、これらの英単語は放送英文中に全く同じ単語がでてくると思って間違いありません。その部分だけ聞き取ることは容易です。
パターン1
(A)から(D)までの4つの選択肢のうち、3つだけ放送で聞こえてきた場合、
放送で聞こえなかったものが正解です。
例えばComputers、Food、Drinking waterと聞こえたら(D)Booksが正解になります。
簡単ですね。
パターン2
(A)から(D)までの4つの選択肢が全部聞こえてきた場合。
選択肢中の1つの語についてだけ注意事項のような文がくっついて読まれます。それが正解です
例)
Food is sold out.(食べ物は売り切れです)
「Tomorrow」「next」「after」などの「時・順序」を表す単語で「未来・次」のニュアンスを持つ語が設問に含まれていたら、ズバリ、放送英文中でもその単語、または、その単語の直後の単語の前後だけ(ほとんどの場合は直後だけ)集中すればOK。
例えば「after lunch」と設問中にあれば、本文中では「after」か「lunch」またはその言い換えの前後に注意すべきということです。ちなみに「next」「after」は放送英文中では「following(・・・に続いて)」という単語で言い換えられている事が多いので注意しましょう。
What で始まり、主語が聞きなれない固有名詞、または人名である設問なら、その固有名詞、またはその人名が聞こえてくるまでひたすら待つ。そして聞こえたらその直後を全神経を集中させて聞くべし!です(固有名詞や人名は最初が大文字で表記されているのでスグ分かります。)
例)
What is the International Language Laboratory?
(国際言語研究所とは何ですか?)
What is the Mr. Sato’s present position?
(佐藤氏の現在の職業は何ですか?)
繰り返しますが、パート4は「選択肢を読んで、それに関連するキーワードを本文から見つけ出す作業」です。それが「そのものズバリ」の場合もあれば「言い換え」の時もあるでしょう。これはやはり語彙力がないと対応できません。
ただ、逆に言えば、付属CDをきちんとマスターしていれば「おお!また出た!」と思ってもらえるに違いありません。できるだけ事前に素早く設問を読む→設問文の構成要素を押さえる→キーワード、言い換えを本文中から見つける。重要なのでさらに言えば「設問文と本文で、意味上でマッチングしている部分を探す意識で放送を聞く」。このパートはこれに尽きます。
もしも、ここまで読んであまりピンとこないようであれば、お手持ちの問題集で実際に試してみてください。感覚が分かるハズです。それでもピンとこない場合は、お手持ちの問題集で、ここで書いてあった内容を意識しながらパート4の問題の解答・解説部分だけを読みこんでみてください。何冊も持っているなら、なるべくたくさん読みこむことをお勧め致します。
(注:このTOEIC攻略法は英語力が十分でなくともパート4で6割とることを目標としています。この攻略法にあてはまらない「とり逃がす」問題も発生すると思いますが、それでよいのです。「取れる問題をとっていこう」という気持ちで試験に臨んで頂きたいと思います。その方が良い結果になるでしょう。どれもこれも取ろうとしても「二兎を追うもの一兎をも得ず」になります。「捨てる覚悟」を持って臨んで頂ければ、十分、有効な対策になり得ると思います。)
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