マラソンレースで走っている選手が、時計をチェックているシーンを見たことがありますか。彼らは、自分の1kmごとのペースを確認しながら走っています。「この1kmはちょっと遅かったから、次の1kmはペースを上げよう」
といった具合です。
マラソンという長丁場を、ペース配分を考えずに走れば、勝つことはできません。それと同じで、TOEICでも、自分のペースを確認することが大切です。数問に1度はチェックしましょう。
もしも遅れていたら、ペースを早めなければなりません。時間切れで終わるよりは、時間を余して終わることを心がけましょう。
時間配分に無頓着な人は、1つの問題に時間をかけすぎ、残り時間が少ないことに焦ってパニックになり、メチャクチャに解答した挙句に時間切れになってしまいます。
難しい問題は時間をかけたところで、間違える可能性が高いのです。
時間をかけてもかけなくても間違えると割り切って、ペースを守りましょう。
やむを得ず遅れてしまって、ペースを早めなければならないときは、焦らないようにしましょう。急激なスピードアップは不可能なです。だから、早めに手を打つ必要があります。
すなわち、残り時間を見て、遅れていることに気づいたら1問あたりのペースを
「少しだけ」上げましょう。残り時間に合わせたペース配分に調整することで、徐々に追いつきます。追いついたら、また自分のペースでやればよいのです。
時間に余裕があるときは、ケアレスミスがないか確認しながら問題を進めましょう。いくらペースよく進んでも間違っていたら何にもなりません。ケアレスミスは非常にもったいないものです。
「時間の管理」をしっかりするのです。
自分が遅れているのか、時間に余裕があるのか、常に把握するのです。
また、時間をチェックして、遅れていることに気づいたとしても、焦ってはいけません。
焦ったところで、実力が急にアップするわけではないのです。
普段のリーディング学習の中で時間を計りながら、ペースを守りながらの感覚を身に付けながら勉強することをおすすめします。
最悪、どうしても残り時間が少なくなったら、そのときはやむを得えません。
適当でも何でもいいから、全ての問題にマークしましょう。
何も答えずに終わるよりは、適当にでも解答した方がよいです。
ちなみに長文読解問題で2問しか設問がない問題に時間を取られすぎることは特にもったいないと思います。少々時間をかけた問題に見切りをつけるのはもったいない印象があるかもしれませんが、後に出てくる5問設問がある問題の中には簡単に正解できる問題がが含まれていますので、そちらの為に時間を使ったほうが得点はとりやすいものです。
スポンサードリンク