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記憶について

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人間の脳には、記憶という観点からみると3種類あると言われています。
大切な情報を長く記憶しようという「長期記憶脳」と不必要な情報を一時的に置いておく「短期記憶脳」、その中間の「中期記憶脳」です。

我々は、自分の名前や自分の家の電話番号を忘れることはありません。
これら必要なものはこの「長期記憶脳」に保管されています。

英語の表現やボキャブラリーなど、未知のものを新しく覚えようとした場合、「短期記憶脳」に保管されます。
この短期記憶脳の情報は、覚えてから半日のうちにどんどん忘れ、1日から7日もすればほぼ忘れてしまうと言われています。

この間に復習すれば、ある一定の割合で「中期記憶脳」に送り込まれます。
逆に、一週間復習をしなければ、ほぼ全て忘れてしまうというわけです。

「中期記憶脳」に保管された記憶は3週間から4週間位はある程度残ります。
ただ、ここでも復習しないと、忘れてしまいます。
復習すれば、またある一定の割合で「長期記憶脳」に送り込まれます。

また、人間の脳は、なじみのある情報を積極的に受け付けます。
「前に見た情報や聞いたりした情報」は頭にすーっと入って来やすいのです。

未知のものを最初に覚えるときには、なじみが無いため、頭がなかなか受け付けてくれず覚えにくいのですが、2回目、3回目となるにつれて、吸収度がどんどんアップしていきます。

要は、「脳は、なじみのあるものを必要とみなし、記憶する」ということです。

英語を「英語は生きていくのに必要不可欠」と脳に思い込ませれば勝ちです。

脳にそのように認識してもらうためには、理屈としては簡単です。

1日のうち、英語に接する時間を可能な限り、増やせばよいのです。

1日のうち、英語に接する時間が多ければ多いほど、
いやおうなしに必要だと認識されます。

そのためには、1日に最低でも3時間以上の学習を確保してください。
休みの日もできるだけおおく英語に接して欲しいと思います。

もちろん、英語に接しない日はなくさなければなりませんし、「聞き流してるだけ」のような薄っぺらい時間はカウントしないようにしましょう。

英語圏に何年も住んでいても、英語が上達しない人はたくさんいます。
彼らは、英語に薄っぺらに接しているのです。

毎日、自ら能動的に濃密に英語に関わらなければ、上達は望めません。

濃密に英語に接するためには、いろんな角度で英語学習をする必要があります。

聞いて、書いて、目で読んで、音読して、といった具合です。

さまざまな角度で脳に刺激を与えることにより効果があがります。

序盤は特に、「聞く」作業と「音読」する作業が重要です。

これらの学習は、「頭で覚える」というよりも、「体で覚える」という感覚です。

何回も何回も「聞いて」「音読」したものは必ず自分のものになります。

このように濃密に英語を勉強することを、先ほどの記憶のメカニズムにあわせて学習日程を組み勉強しさえすれば、誰でも英語はできるようになるのです。

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