I play tennis everyday.(私は毎日テニスをします)
前項で確認したとおり、この文の「動詞」はplay(します)です。
playの直後にtennis(テニス)という名詞が続いていますね。
このtennis(テニス)をplay(します)の「目的語」といいます。
例えば、日本語で「私はします」といっても、「何を」するのかがよく分りませんね。
この場合、動詞「play」(します)の後に名詞「tennis」(テニス)が続くことによって初めて文が成り立っています。つまり、動詞に続く「何を」にあたる語が目的語というわけです。目的語は必ず名詞(名詞節・名詞句・代名詞も含む)です。
しかし、実は、動詞にはスグ後に目的語を続けられるものと、続けてはいけないものがあるのです。この区別は語によって決まっているので、それぞれの動詞の用法を覚えなければいけません。
例えば、
I live in Tokyo.(私は東京に住んでいます。)
という文ではlive(住んでいる)が動詞です。
日本語で「私は住んでいます」といったらやはり「どこ?」というのが抜けているので意味がよく分からないですよね。ここでは「どこ?」が「Tokyo」(東京)ですが、
I live Tokyo.
ではダメなのです。英語の文としては成立しません。
なぜかというと「live」はスグ後に目的語を続けてはいけない語だからです。
動詞「live」(住んでいる)に「どこ?」である「Tokyo」を続けたい場合はliveのスグ後に「in」という語をつなげることによって文として成立します。