★TOEIC英文法攻略ルール15:動詞が動詞を連れてくる
「文」とは主語1つ、動詞1つが基本です。なのですが、
動詞の後に目的語、その次に動詞の原形(または現在分詞・過去分詞)をとる用法を持つ動詞があります。
make , let , have , see , hear , feel , watch , noticeなどです。
それぞれ用法が多少異なります。例文をみてみましょう。
He made his children clean the room.(彼は彼の子供たちにその部屋を掃除させた。)
主語はHe、動詞がmakeの過去形のmade、目的語がhis children。
なぜその後に動詞の原形cleanとさらにthe roomが続いているのでしょうか。
makeには動詞の原形を伴って「目的語に~させる」という用法があります。ということは、
He made his children _______ the room.
A)clean
B)cleaned
C)cleaning
D)cleanness
という問題があったら「あ、動詞の原形だな」ということで、正解肢のAを選ぶことができます。madeが過去形だからといってBを選んではいけません。makeが伴うのは
動詞の原形だけです。分詞(~ingや~edなど)は伴いません。ただし、makeが受動態で使われたときはto不定詞を伴います。
例文)
His children were made to clean the room(by him).
(彼の子供たちは(彼に)その部屋を掃除させられた)