★TOEIC英文法攻略ルール32:不定詞を目的語にする動詞を覚える
不定詞は「to+動詞の原形」で、使い方によって名詞の役割もできれば、形容詞の役割もできれば、さらには副詞の役割もできます。
まずは、名詞の役割の例です。
To play tennis is good for the health.(テニスをすることは健康に良い。)
「To play tennis」が名詞の役割をして主語になっていますね。
I want to play tennis.(私はテニスをしたい。)
この文では「to play tennis」が他動詞wantの目的語になっています。
不定詞を目的語にとれる語はある程度決まっています。主なものは以下です。
(これらの語はもちろん不定詞だけでなく普通の名詞も目的語にとることができますが、動名詞は目的語にとることができません。)
agree(~に同意する), decide(~を決定する),
expect(~だと予期する・~する予定である),
hope(~したいと思う),intend(~するつもりである),
manage(なんとか~をやりこなす), plan(~する予定である),
promise(~しそうである),refuse(~することを拒絶する),want(~したいと思う), wish(~したいと思う)
He agreed to sign the contract.(彼はその契約書に署名することに同意した。)
She decided to quit her job.(彼女は退職すると決めた。)
He expected to be killed.(彼は殺されることを予期していた。)
I expect to arrive at the airport at seven.(私は7時に空港に着く予定です。)
I hope to come here.(またここに来たいと思います。)
He intends to win the race.(彼はそのレースに勝つつもりだ。)
I managed to finish my homework.(私は何とか宿題をやり終えた。)
I plan to sell my car.(私は車を売るつもりだ。)
He promises to be a good teacher.(彼はよい先生になりそうだ。)
She refused to answer my question.(彼女は私の質問に答えようとしなかった。)
I wish to be live abroad.(海外に住めたらなあ。)
ちなみにwant , hope , wishは「~したいと思う」でもニュアンスの違いがあります。
Want・・・確実に実現できそうなことを望む
Hope・・・ある程度実現できそうなことを望む
Wish・・・あまり実現できなそうなことを望む
今みた通り、動名詞、不定詞ともに名詞的な役割をして目的語になることができるのですが、そのときのニュアンスには少し違いがあります。どんな違いかというと動名詞はたいてい「過去」、不定詞はたいてい「未来」のニュアンスを含んでいるのです。絶対ではないのですが、先ほどの動名詞と不定詞の例文を見比べてみてみると、だいたいそうなっていることが分ると思います。
スポンサードリンク