★TOEIC英文法攻略ルール37:文と文がピリオドで区切られてたら接続副詞
接続副詞は文と文を「意味的にだけ」つなぎます。接続詞との違いは必ず文と文がピリオド(.)で区切られていることです。文と文はピリオドで分けられているのですが、意味的につなぐのです。接続副詞には主に、
however(しかしながら)
という語があります。副詞なので文中に入る位置はいろいろです。
例をみてみましょう。
He was tired. However ,He stayed up late.(彼は疲れていた。しかしながら夜更かしした。)
He was tired.は最後にピリオドがついていて文として完結していますね。
He was tired. He stayed up late ,however .(彼は疲れていた。しかしながら夜更かしした。)
副詞の役割も含んでいるので、このように文の最後にしても大丈夫です。上2つの例でみたように、接続副詞を使うときはたいてい前か後ろにカンマ(,)をつけることが多いです。
接続詞butをつかった場合は、
He was tired , but He stayed up late. (彼は疲れていたが夜更かしした。)
このようにカンマで文と文をつなぐことができます。
接続副詞と同じように使える語として
besides(そのうえ), therefore(それゆえ)。
などがあります。これらは副詞です。
He is rich. Besides he is handsome.(彼は金持ちだ。その上、彼はハンサムだ。)
It rained. Therefore , the baseball game was canceled.
(雨が降った。それゆえ、野球の試合は中止された。)
nevertheless(それにもかかわらず)という副詞も似たような使い方ができるのですが、文と文の間に使うときはセミコロン(;)を使います。
He hurried ; nevertheless he missed the train.
(彼は急いだ。にもかかわらずその電車に乗れなかった。)
とまあ、接続副詞はこんなふうに使うわけです。ですので例えば、
He was tired. _______ He stayed up late.
A)However
B)But
C)Although
D)So
という問題があったら、「文と文がピリオドで区切られている。こんなときは接続副詞だ。」ということでHoweverを選ぶことができます。
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