★TOEIC英文法攻略ルール38:長い説明は後ろ
関係代名詞は、そのときどきで意味上の主語になったり目的語になったり補語になったりしつつ、他の語の説明をするという働きをもっています。すなわち名詞と形容詞の2つの働きをもっていて、ときには2つの機能を同時にこなします。
関係代名詞には、
which、who、that、what、thatがあります。
説明する名詞が「物」の場合、
This is the novel which she wrote.(これは彼女が書いた小説です。)
このように関係代名詞whichを使うことができます。この文では名詞the novelを関係代名詞以下が説明しています。the novelはshe wroteの目的語です。
This is the novel.
のthe novelに「どんな小説か」という説明をするため
She wrote the novel.
の2つの文を足した形になっているのです。
別の言い方をすると、
This is the new novel.(これは新しい小説です。)
の形容詞newと、
This is the novel (which she wrote).(これは彼女が書いた小説です。)
のカッコ内は文法的にはほぼ同じようにthe novelを説明しています。
形容詞newは名詞novelの前に入っていますが、(which she wrote)は長いので名詞の後ろに入っています。名詞を長々と説明したい場合はその名詞の後ろにwhichをつけて主語・動詞を続ければいいというのが1つのパターンです。
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