★TOEIC英文法攻略ルール51:主語と動詞の数を揃える
数はTOEIC英文法の基本です。得点源ともなりうるので、がんばって取り組みましょう
■主語と動詞の数
主語が単数のときは動詞も単数。主語が複数のときは動詞も複数です。例えば、
He are cool.(×)
この文は、主語が単数のHeなのに動詞が複数形のareですから、誤りですね。
■動名詞と不定詞
動名詞や不定詞は単数形です。なので、それらが主語にきたら、動詞も単数です。
Playing tennis is good for the health.(テニスをすることは健康に良い。)
To play tennis is good for the health. (テニスをすることは健康に良い。)
2つの文とも動詞が単数のisですね。
■the number of~(~の数)とa number of~(たくさんの)
the number of~が主語にきたら動詞は単数です。
The number of restaurants in Tokyo has increased for five years.
(東京の飲食店の数はここ5年間増加してきている。)
a number of~(たくさんの)が主語なら動詞は複数です。
A number of restaurants in Tokyo have opened for five years.
(たくさんの飲食店がここ5年間東京にオープンしてきている。)
the number of~、a number of~ともに、ofの後には数えられる複数名詞がきます。restaurantsというように最後にsがついて複数形になっていますね。restaurantじゃダメです。
■another(形容詞:もうひとつの)
anotherの後の名詞は可算名詞(数えられる名詞)の単数形しかきません。
例)another paper (もう一枚の紙)
例外としてanother three plates(もう3枚のお皿)のように、threeやfewなどの数詞を伴っていれば複数形がくることもあります。
■other(もう一方の・ほかの)
ポイントは2つです。
ポイント1:otherは可算名詞も不可算名詞も修飾します。しかし、otherだけで名詞の単数形を修飾することはありません。
ポイント2:必ずany , some , no , many などを伴います。
例)
any other questions (他の質問)
チェック!:anyを伴っている。可算名詞の複数形を修飾している。
some other time (いつかほかの時)
チェック!:someを伴っている。不可算名詞を修飾している。
many other things (ほかのこと)
チェック!:manyを伴っている。可算名詞の複数形を修飾している。
some other person (ほかの誰か)
チェック!:someを伴っている。可算名詞の単数形を修飾している。
■one of the~(~のうちの1つ)
one of the~の形の中では、~は必ず複数形です。
例)one of the men (男性の中の一人)
one of the~の「~」が複数形のmenですね。ただし、動詞は単数形になりますので注意しましょう。
One of the men was very tall.(男性のうちの一人はとても背が高かった)
menが複数形なので、動詞がwereなんじゃないか?と思いがちですが、違います。
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