■every(すべての) と each(それぞれの)
every と eachの後には動詞の単数形がきます。
ただし、each of the ~の形では、~には複数形がきます。
every 又は each が主語についていたら、動詞は単数。
each of the ~の場合も、~は複数で動詞は単数です。
例)
(○)every child (すべての子供)
(×)every children(すべての子供たち)
Each child is genius.(それぞれの子供が天才だ。)
この例では、動詞が単数のisになっていますね。
Each of the children is genius. (それぞれの子供が天才だ。)
この文では、ofの後に複数形がきています。そして、動詞は単数です。
■and (~と)
andでくっついている主語は複数形扱いになります。
English and Chinese are quite different languages.
(英語と中国語はまるで違った言語です)
では、eachやeveryとandが複合していたら、その場合は単数形扱いとなります。
Every boy and every girl has a pen.
(全ての少年と少女はペンを持っている)
主語はandでつながっていますが、動詞は単数のhasになっています。
■all
形容詞としてのallは複数形を修飾します。
(○)all members(全てのメンバー)
(×)all member
注:不可算名詞を修飾することもできます。
■会社名
会社名はsで終わっていても単数扱いです。
会社名は予想もつかない名前がでてくることがあるので、分かりにくいこともあると思いますが、固有名詞ですので大文字で始まっているのが特徴です。
Learning Solutions is a great company.
(ラーニングソリューションズ社は素晴らしい会社だ)
★TOEIC英文法攻略ルール53:TOEIC英文法攻略ルール53:almostは副詞なので名詞を修飾できない
almostはTOEIC英文法問題でよく出るので注意が必要です。
■almost(ほとんど)とmost(もっとも多くの・大部分の)
この2つは紛らわしいですね。
almostは副詞。
mostは副詞・名詞・代名詞・形容詞の働きをします。
almostは副詞なので名詞を直接修飾できないことに注意です。
(○)almost all people(ほとんど全ての人々)
(×)almost people
この例では、almostはallという形容詞を修飾しています。
それに対して、mostで注意すべきは、ofがついた場合です。
Most of them want to study abroad.(彼らの大多数は留学したがっている)
Most of her money is spent on clothing.(彼女のお金の大半は洋服に使われる)
most of ~となっている場合、~のところに単数形や不可算がきていれば動詞も単数、
複数形がきていれば動詞も複数扱いになります。
この例では、ofの後にthemがきているときはwant(wantsではない)、moneyという不可算名詞がきているときはis(areではない)になっていることに注目しましょう。
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