攻略法としては設問文・選択肢を先に読んでおくと英文の理解度をアップすることができます。
実は、パート3はリスニングパートでありながら、「速読」がポイントです。「速読」の重要度が7割を占めるとご理解ください。ですから、速読力を上げることに力を注ぐべきなのです(ちなみにパート4も速読重視です)。
よく頂く悩みで多いのが、「パート3、4で設問を読む時間がない。選択肢まで読むなんてとんでもない」という声です。その通り、時間は短いです。しかも、文に対するリスニング力を短期で上げるのは難しい。
ならばどうするか。設問の短文の速読スピードを上げるしかありません。速読というと難しく聞こえますが、実は、これはさほど難しくありません。なぜならば、設問の形式はある程度決まっているからです。
頻出の質問形を後の項にまとめましたので、何度も読んで(というかむしろ、見て)目になじませて欲しいと思います。本番で設問を初めて読むのでなく、事前になじみのある文章になるので、サクサクと理解できるようになるでしょう。
これは、パート2対策にある「頻出出だし」対策音声で繰り返し聞いたあとで取り組んでください。疑問詞、時制、主語がとらえやすくなっていることが実感できます。
疑問詞、時制、主語を捉えることはパート2、3、4を通じて、極めて重要です。このことを意識しないで勉強していると、あるいは試験に臨むと、ぼーっと読んだり聞いたりしてしまって、ワケがわからず適当にマークしてしまうということになってしまうでしょう。
疑問詞、時制、主語を捉えながら、設問を2秒以内で読めるようになってください。そうすればかなりのスコアアップにつながります。設問さえ読めれば、あとは脳が勝手にその設問の話題なり目的なりを予測して、それにフォーカスして英文に集中してくれるようになるものです。
繰り返しですが、事前に設問を読む速読力をつけることが本当に重要です。先に英文の内容が予測できるのとできないのとでは結果は倍くらい違ってきても不思議ではありません。
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