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Who系の設問は、冒頭に注意!

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「Who is speaking?」(話し手は誰ですか?)のような話し手が誰かという系の設問が出題されたら、放送英文の最初の最初の方の文に答えがありますので要注意です。

話し手に関する頻出の設問例を以下に書きましたので覚えてしまいましょう。

Who is talking?
(誰が話していますか?)

Who is speaking?
(誰が話していますか?)
Who is the speaker?
(話し手は誰ですか?)

Who most likely is the speaker?
(話し手はおそらく誰ですか?)

Who is making this announcement?
(このアナウンスをしているのは誰ですか?)

以下に書いたような「誰に向けて」系の設問の場合も答えのヒントは放送英文中の最初の最初の方の文に答えがあります。「Attention all employees(従業員のみなさま)」のような形で呼びかけるのですから当たり前ですね。

Who is this advertisement aimed at?
(この広告は誰に向けてのものですか?)

For whom is this message most probably intended?
(このメッセージはおそらく誰に向けて行われていますか?)

To whom is this announcement directed?
(このアナウンスは誰に向けて放送されていますか?)

Who系の設問は、ほとんど「話し手は誰か」又は「この話は誰に向けてのものか」というものです。これが分かればきっと気楽ではないでしょうか。なぜならば、Whoで始まる設問であるなら、最悪のケース、「Who」だけ確認できれば、設問を読まなくとも済むからです。とは言え、余裕があれば、読んだ方がよいことは言うまでもありません。

ちなみに、ヒッカケとして、「この話は誰に向けてのものか」という設問で、本文の最初にThis is Mike Smith.(こちら、マイク・スミスです)という風に「話し手」を出してくるパターンがあります。思わず選ばせようとするTOEIC側の作戦ですね。

逆パターンもしかり。つまり、「話し手は誰か」、「この話は誰に向けてのものか」の区別はしっかりつけなければならないので要チェックです。

「話し手は誰か」、「この話は誰に向けてのものか」以外の設問に関しては、基本法則どおり、「疑問詞」「主語」「動詞」「目的語」「形容詞」「副詞」に注目してクリアしてください。

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