TOEICパート6の解法の手順はこうです。
まずは、問題番号の順番通りに選択肢をチェックします。
例えば、最初の長文だと141→142→143→144という順番ですよね。
ということで、まずは141番の4つの選択肢に目を通します。
この選択肢をチェックする作業を行うことで、解法の仕方を見極めます。
どのように見極めるかと言いますと、選択肢の構成を見ます。
例えば、
(A)turn
(B)to turn
(C)turning
(D)turned
という選択肢だったとしましょう。
(A)がturnの原型、(B)がturnの不定詞、(C)がturnの現在進行形(か動名詞)、
(D)がturnの過去分詞になっていますね。
こういった風に動詞の変化形が4つあるパターンでは、空所の直前を見てください。
動詞の形は基本的にその直前の語で決定するからです。
たとえば、助動詞wouldが直前の語だったとしたら、当然動詞の原型(A)turnが正解となります。(助動詞の後の動詞は原型です。)
また、たとえば直前の語がhaveだったら現在完了形ですから、過去分詞(D)turnedを選べばよいということです。
このように、まず、直前の語だけで正解が導ける問題かどうか判断します。
直前の語がBe動詞の場合は、原型(A)turnは消しですが、その他の選択肢は可能性があります。空所が含まれている文の頭から読んで文意を確かめて適切な選択肢を選びましょう。念のためもう一度言いますが、その空所が含まれている文の先頭から読んでください。長文の先頭から全部読むということではありません。
もし直前の語が名詞なら、文が疑問文(もしくはPART5の項で学習したHad倒置)で主語が倒置されているか、もしくは、名詞を修飾する語を選ぶ問題ですから、文意に合うような選択肢を選ぶ必要があります。
ですから、直前を見て判断できない場合は、次に、空所が含まれている文の先頭の箇所を見て、疑問形か、Hadなどの倒置かを確認して判断してください。
一応補足しておきますと、動詞の変化形が4つある選択肢のパターンとしては、
(A)to turn
(B)have turned
(C)turning
(D)be turned
などのようにhaveやbe動詞が含まれていることもありますが、同じように空所の直前の語の用法に沿って選べばOKです。
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