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音のズレを修正する

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それでは、各STEPをこなすうえでの注意点を見ていきましょう。

リスニングを習得するのに重要なことは、「音のズレを修正すること」、
「英語を英語の語順で理解すること」、「ボキャブラリーがあること」、
「スピードについていけること」「イントネーションに気をつける」などです。

■音のズレを修正する

「実際に聞こえた音」と「頭の中で思い込んでる音」のズレを修正していきましょう。
このズレが英語を聞き取れなくしている主な原因です。

例えば、「wanted to」という音は、英語に慣れていないと「ウォンテッドトゥー」と思い込んでいたりします。しかし、実際の英語の文中では「ウォネットゥ」と聞こえます。

「ウォンテッドトゥー」と思い込んでいるものが、「ウォネットゥ」と聞こえると、「あれ、今なんて言ったんだろう?」となり、対応できなくなります。

各STEPをこなすうちに、音のズレにたくさん気づきます。
気づいたら音読やオーバーラッピングのときに、正しくできるように練習しましょう。

この「音のズレ」の修正を積み重ねるごとにリスニング力は向上していきます。

また、英語のリズムをつかめるようになります。

「ウォンテッドトゥー」は3音節ですが、「ウォネットゥ」は1音節です。

ネイティブはなにも早口で話しているわけではありません。
実際に音節ごとの発音スピードは日本語とはぼ同じと一般的に言われています。

本当は「ウォネットゥ」という1音節なのに「ウォンテッドトゥー」と3音節だと思い込んでいるせいで、英語についていけなくなってしまうのです。

(注:解説のために敢えて「ウォネットゥ」とカタカナで書きましたが、実際の音はご自分で確かめてください。)

逆に、修正することにより、英語のスピードについていけるようになっていきます。

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