小熊 弥生 (著) 幻冬舎
著者は留学なしで英語を習得したという、「純国産」同時通訳者の小熊 弥生さん。
TOEIC攻略法というよりも、しっかりと実力をつける系の内容でした。
どうしても英語を身につけたいうという思いがあり、経済的事情がままならない中で、挫折を繰り返しながらも必死の勉強をしたという超努力型のエピソードには、頭が下がる思いです。
読んだ感じでは、本当に英語の実力がついてきたのはTOEIC800超えを果たし英語スクールの講師になって人に教えるようになってからのようです。
誰もが英語講師を目指しているわけでもなく、なれるというわけではないので、ここは普通の人にとっては再現性がちょっと薄いかなと感じました。
勉強法自体はオーソドックスな感じですが、とにかく、目標意識がしっかりしていて、ハードな学習でも継続して行うことができたという、モチベーション管理の点が一番見習うべき点だと感じました。
将来、英語講師、あるいは同時通訳者を目指すという方には特におすすめです。
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