マルコ イアコボーニ (著), Marco Iacoboni (著), 塩原 通緒 (翻訳) ハヤカワ・ノンフィクション文庫
言語習得に及ぼすミラーニューロンの影響を知りたくて手に取りました。
どんなときにミラーニューロンが活発な活動をするかが分かれば、その条件を整えることで、上達が早まるのではないか、という期待があったのですが、本書を読む限りでは、まだまだ解明されていないことが多く、確たることは言えないようでした。
文中に幾度も「模倣」という言葉がでてきます。
通常、何か物事を学ぶ上で、自分なりに解釈することは有効であるとは思うのですが、語学学習においては、余計なことはせず、できるだけ素直にコピーすることのほうがよい学習でありえる、と考えさせられました。
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