網野智世子 (著) サンマーク出版
著者は多言語翻訳者。「英語を極めることは動詞を極めることである」というのがその主張のようです。
確かに。英語の最も基本的な文型の第1文型はS(主語)+V(動詞)。
文としての最小構成要素はこの、「主語」と「動詞」の2つがあれば事足りるわけなので、最悪、この2つが聞き取る、読み取る、あるいは話すまたは、書くことは最重要と言って間違いないでしょう。
主語と動詞どちらが重要かといえば、個人的には主語という気もしますが、文型を決定づけるのは動詞に他なりません。
言い換えるならば、動詞を何にするかによって、文の構造が変わってくるということです。
すると必然的に、意味の取り方も変わってくる、つまり非常にクリティカルなポイントということですね。
こう考えてみると、まずは動詞を決めるという氏の論理は正しいように感じます。
実際、ご本人はそうしだしてから英語の上達具合が一気に変わったという事で、さらには生徒さんにも教えて成果を出しているんだそうです。
試しにTOEICのリスニングやリーディングに取り組む際、動詞に注目してみてください。この考え方が合う合わないは人によるかと思いますし、もしご自分に合うようなら儲けものではないでしょうか。
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