安田 正 (著) ダイヤモンド社
とにかく簡単に、実用的に、という英語学習書。
英語とその他のヨーロッパの言語は方言程度の違いであるのに対し、日本語と英語は全く違うものであるという主張から始まり、従来の英語学習法のウソを指摘するという方向へ論が進みます。
学習ウソの例としては、英語の先生はネイティブがいちばん、たくさん聞き流せば英語は話せる、単語をたくさん覚えれば英語は話せる、英語のテストの点数が良ければ英語は話せる、ネイティブの発音に近づければ話せるなど。
インド人が世界で一番英語を話しているという事実を論拠に、その有効性を説きます。
やり方は本当に簡単で、基本的には以下の3つだけ。
1.発音は気にしない
2.単語、文法など、新しい暗記はしない
3.sound find give 3つの動詞で英文のカタチを作れるようにする
その後、英語がカッコよくなる7つのコツも紹介されていますが、特にメインは上記の3のようです。
具体的なトレーニング方法も紹介されており、実戦的で、急遽、短期間で英語でコミュニケーションをとれるようにならなければならないという方は、重宝するのではないでしょうか。
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